演題:「生きるための教養 混迷の時代を、君たちはどう生きるか」
概 要:
今、世界は混迷の時代を迎えています。 戦後の世界秩序を支えてきた民主主義や自由主義の理念が揺らぎ、権威主義体制の国家が台頭するだけでなく、戦後世界をリードしてきたアメリカでも権威主義的な政権が誕生しています。その中で日本は、国家としての方向性を見失い、右顧左眄しながら迷走しています。 大きな物語は失われ、その代わりに登場した資本主義という物語が世界を駆動させる唯一の原理となり、私たちはただひたすらそのシステムの中を、回し車のネズミのように走り続けています。 そうした中で、今、我が国では空前の教養ブームが訪れています。道を見失った人たちが、教養やリベラルアーツという言葉に踊らされ、書店には「教養としての〜」という本が溢れています。しかしその実態は、資本主義というゲームに勝つために役に立つ、「道具としての教養」に過ぎません。 本講演では、そうした資本主義というゲームを前提として、その中で役に立つ教養を身に付けるのではなく、自己の生き方を見つめ直し、資本主義というシステムを超えていく「善く生きるための教養」をどのように身に付けていくのか──その道筋を、著者自身が歩んできた足跡と共に学んでいくものです。
講演者:
堀内勉 多摩大学経営大学院特任教授 多摩大学サステナビリティ経営研究所所長
<プロフィール>
日本興業銀行、ゴールドマン・サックス証券を経て森ビル専務取締役CFOなどを歴任した後、教育・研究の世界へ。現在は多摩大学経営大学院で教鞭を執りながら、経営者・学者の有志と「知のエグゼクティブサロン」「資本主義研究会」などを主宰するほか、経済同友会「リーダーのための教養プログラム」共同委員長としてビジネスパーソンに教養を問い直す場を提供。 アジアソサエティ・ジャパンセンター理事兼アート&カルチャー委員会共同委員長、知のエグゼクティブサロン共同代表理事、100年企業戦略研究所代表理事兼所長、100年経営研究機構理事、川村文化芸術振興財団理事、社会変革推進財団評議員として文化・社会・教育活動にも注力している。
主な著書:
『生きるための教養』(東洋経済)、『読書大全』(日経BP)、『人生を変える読書』(Gakken)、『資本主義はどこに向かうのか(編著)』(日本評論社)、『ファイナンスの哲学』(ダイヤモンド社)ほか。
■セミナー概要■
【日時】 2026年10月27日(火)18:30〜20:00
【方法】 ハイブリッド:会場(20名);Zoom(Peatixご登録者へ視聴URLをご案内いたします)
【申込】 Peatix(※クリックして表示)
【主催】 多摩大学サステナビリティ経営研究所
【問合せ】info@tama-csm.org