「なぜ『ビジネスと人権』?人を大切にする経営のために」
「ビジネスと人権」という言葉を耳にしたことがありますか?
これまで人権保障の担い手はもっぱら「国」だと理解されてきましたが、企業による人権侵害が世界規模で問題視されるなか、2011年に国連人権理事会で「ビジネスと人権に関する指導原則」が採択され、企業には人権を尊重する責任があると明記されました。
日本企業も、この原則に基づく人権の取り組みを進めつつあります。しかし、旧ジャニーズ、フジテレビ問題にみられる通り、企業の取り組みは表面的で不十分な面が目立ちます。何が「人権」か?理解に欠ける経営層の主導で、今も人を大切にしないビジネスが展開されているのではないでしょうか。
一方、企業のサステナビリティやジェンダー平等、ダイバーシティを推進したいと悩んできたビジネスパーソンにとっては、これまでの壁を乗り越える、役立つツールともいえます。どうしたら「ビジネスと人権」の論理を援用し、経営、ひいては社会の様々な課題を前に進めることができるか、ご一緒に考えたいと思います。
■セミナー概要■
【日 時】 2026年1月22日(木) 18時30分〜20時00分
【方 法】 Zoom (Peatixでご登録いただいた方にメールでご案内します)
【講演者】
伊藤 和子 (弁護士)
1994年に弁護士登録後、女性・子どもの権利、冤罪事件、環境訴訟などの人権問題に取り組んできました。2004年にニューヨーク大学ロースクールへ留学し、その後、日本初の国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」の設立に関与、現在同団体の副理事長を務めています。また、ミモザの森法律事務所代表を務め、慶應義塾大学法科大学院でも講師をしています。
主な著書:
『誤判を生まない裁判員制度への課題 : アメリカ刑事司法改革からの提言』現代人文社『人権は国境を越えて』岩波書店〈岩波ジュニア新書〉
『なぜ、それが無罪なのか!? : 性被害を軽視する日本の司法』ディスカヴァー・トゥエンティワン〈ディスカヴァー携書〉 『脱セクシュアル・ハラスメント宣言: 法制度と社会環境を変えるために』(かもがわ出版)
『ビジネスと人権──人を大切にしない社会を変える』 (岩波新書 新赤版)
【主 催】 多摩大学サステナビリティ経営研究所
【問合せ】 多摩大学サステナビリティ経営研究所 事務局 info@tama-csm.org