【講演概要】第4回 サステナビリティ経営セミナー「グローバル・サステナブル企業 vs Bコープ認証企業」

2024年10月1日(火)の本セミナーでは、「グローバル企業のサステナビリティ経営VSBコープ認証企業」をテーマにした有識者による鼎談が行われました。以下に、概要を紹介いたします。
なお、この会合で述べられたことは、それぞれの個人的な意見・見解であり、所属組織や団体を代表する意見ではありません。

【登壇者】

■金田 晃一 氏(株式会社NTTデータグループ サステナビリティ経営推進部シニア・スペシャリスト)
■岡 望美 氏(B Corp認証取得支援コンサルタント)
■黒田 由貴子(多摩大学サステナビリティ研究所教授(フェロー)/
       株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング 顧問・ファウンダー)

【プログラム】

・グローバル企業のサステナビリティ経営について(金田晃一氏)
・Bコープ認証とは(黒田由貴子)
・グローバル・サステナブル企業 vs Bコープ認証企業のパネルディスカッション(金田氏、岡氏、黒田)

【講演概要】

 最初に、株式会社NTTデータグループのサステナビリティ経営推進部シニア・スペシャリストである金田晃一氏より、グローバルに事業を展開する大企業におけるサステナビリティ経営について講演いただいた。講演では、サステナビリティ経営をどう推進するか、枠組みとなる考え方およびNTTデータグループにおける具体的な事例を含め説明がされた。

次に、国内で20番目のBコープ認証企業となったピープルフォーカス・コンサルティングのファウンダーであり、多摩大学でサステナビリティ経営研究所教授(フェロー)も務めている黒田由貴子より、Bコープについての説明があった。そもそもBコープとは何か、また、なぜ自社ではBコープ認証を取得したのか、その背景や経営者としての考えも含めて語られた。

その後、B Corp認証取得支援コンサルタントの岡望美氏も加わり、Bコープの更なる浸透に向けたパネルディスカッションが行われた。金田氏は大企業の視点ではBコープがどう見えているか、岡氏はBコーブの専門家として海外ではどのような取り組みがされているか、黒田はBコープ認証を取得した企業から見た大企業にとってのBコープ認証の意義など、それぞれの立場から活発に意見交換がされた。そして、最後には立場が違っても持続可能な社会の実現に向けてお互いに協力していくことを確認し、セミナーは終了した。


【セミナー後記】

セミナー前は、先進的な取り組みとしているBコープ認証企業と、前例のない物事に対して慎重になりがちな大企業という対立軸で現状を認識していました。しかし、セミナーを通し、Bコープ認証ではないものの大企業が既に持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みをしているのだと、認識を改めました。そのため、それぞれの立場によって重視していることや強みは異なっても、その違いで衝突するのでなく、良い方向に活かす繋ぎ役となることを目指したいと考えました。(事務局 千葉)